『現代病の脂肪肝予防対策』

【NAFLD(ナッフルディー)とは】

非アルコール性の脂肪肝を「非アルコール性脂肪性肝疾患」のことで、NAFLDはアルコール以外のメタボリックシンドロームや薬剤などさまざまな原因で起こる脂肪肝の総称です。
脂肪肝にはアルコールを多く摂ることによって起こるアルコール性もありますが、ほとんどの場合、メタボリックシンドロームも伴っていると言われています。

【脂肪性肝疾患の分類】

NAFLDは、ほとんど進行しない単純な脂肪肝である『非アルコール性脂肪肝:NAFL(ナッフル)』と、脂肪肝が悪化して肝硬変や肝がんを発症してしまうことがある『非アルコール性脂肪肝炎:NASH(ナッシュ)』に分類されます。
これまでは肝がんの原因の殆どは肝炎ウィルスの感染によるものが占めていましたが、今では肝炎ウィルス以外の肝がんが増加傾向にあり、『NASH』の増加によるものと考えられています。

【メタボリックシンドローム】

NAFLDは、男女ともに中年期以降に増え、メタボリックシンドロームがあるとより発症しやすく、特にウエスト周りについてる方は要注意で、NAFLDの中でも『NASH』の可能性が高くなります。
BMIが25以上、ウエスト周囲が男性85㎝以上、女性90㎝以上の方は要注意です。

【脂肪肝の症状・原因・予防】

脂肪肝は、症状が殆どなく、脂肪肝が進行してNASHになっても病気が進まないと自覚症状が出ないのが殆どです。NASHが肝硬変まで進むと、体のだるさや黄疸、むくみ、お腹の張りなどがでてきます。

<脂肪肝になり易い方>

・炭酸飲料水や缶コーヒー、糖分過多の飲料などの多量摂取
・バターなどの動物性の脂質(飽和脂肪酸)や、コーン油などのリノール酸を多く含む揚げ物や炒め物の食事
・マーガリンやショートニングなどトランス脂肪酸を含むお菓子やパンの摂取

・ほとんど運動しなく体を動かさない

・健康食品や健康ドリンクの多量摂取

<改善方法>

・DHAやEPAなどの不飽和脂肪酸を多く含む青魚を摂取する
・ビタミンE・Cの多い緑黄色野菜を摂り入れる
・脂肪を燃焼させる有酸素運動10分以上・・・ウォーキング、ジョギング、水中歩行など

・筋肉量を増やし基礎代謝も高める運動・・・筋肉トレーニング(無理のない運動)

chiropractic-kenyudohonpo's Ownd

体全体のバランスを整え、人間が本来持っている”自然治癒力”を最大限まで引き出す手法でアプローチしていきます。体全体の骨格を形作る関節の歪みやズレの矯正と、骨格筋のバランスの調整などを手を使った徒手療法で行う施術で、体幹から四肢への血流の流れを良くし各症状の改善に効果的です。

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